2011年6月24日金曜日

映画 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程



若松孝二監督 坂井真紀 ARATA 並木愛枝 出演



これは、連合赤軍があさま山荘立てこもり事件を起こすまでの道程をおおむね事実に忠実に描いた作品である。この映画の白眉はなんといっても、立てこもり事件を起こす前の山での軍事訓練合宿における、すさまじいリンチの描写である。仲間が仲間に対してごく些細な理由で総括(反省)しろとせまり、総括がなっていないという理由で、次々なぶり殺しにしてしまう。この映画では永田洋子(並木)がこわい。これをみておもったのは、これは究極のいじめの形態だということだ。集団が数の力で弱い立場のものを圧殺し、権力者をおそれるものはそれに従うしかない。日本の文化構造は結局小学校から会社、軍隊、左翼にまでつながっているということか。万人には薦められないが、映画の出来としてはとてもよい。



評価 85点

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